投稿者「muramatsuhidetoshi」のアーカイブ

【2024.4.5】第1例会

会長挨拶

4 月に入り、会長を努めてから 10 か月目に入りました。残る例会は、今回を含めて 10 回ということで、いよいよカウントダウンに入ってきたなという気持ちです。皆さんの協力をもって、無事に成し遂げたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。私の家の周りも徐々に住宅が建ち並ぶようになり、田んぼだったところがほぼ住宅地になってきました。朝、私が寝ていると、とってもいい声で私を目覚めさせてくれる鳥がいます。ウグイスが鳴くようになりました。住宅地ですから、木があるわけではありませんが、晴天の日にはとてもいい声でウグイスが鳴いてくれます。布団の中から聞いていると、とてもいい目覚め
になりますし、今日もまた頑張ろうという気持ちになります。4 月 6 日から春の全国交通安全運動が始まります。15 日までの 10 日間、特に 4 月 10 日水曜日は、交通事故ゼロを目指す日として、目標が掲げられています。今年の全国交通安全の重点項目は 3 つあります。まず、子供が安全に通行できる道路交通環境の確保と安全な横断方法の実践です。2 つ目は歩行者優先意識の徹底と思いやりのある運転です。そして 3 つ目は、最近出雲市内でも見かけるようになった自転車や電動キックボードなどの利用時におけるヘルメット着用と交通ルールの遵守です。4 月になり 1 年生、そして幼稚園や保育園も含めて通学する生徒が増えてきます。子供たちが安全に通学できるよう、そして私たちも安全に通勤できるよう、交通安全には一層の心掛けが必要です。普段、車を運転する機会が多いかと思いますが、このような安全運動を通して、今一度原点に
立ち返り、正しいルールと安全運転について考える機会にしましょう。

一般社団法人出雲青年会議所 理事長 江角彰則 様

出雲青年会議所は 1957 年に全国で 106 番目の青年会議所として創立しました。出雲 JC創立総会宣言に「ここに同志相集って出雲青年会議所を設立した。設立の趣意はわれわれ青年の正義感と実行力を郷土・祖国・人類同胞の前進発展に奉仕せしめるにある。」と記されています。環境の変化が速い時代において、出雲青年会議所が更に発展していくためにも、創立時の想いに考えを膨らませ、新たな道を見出していく必要があると考えています。初代理事長は卜部忠治先輩で、現在の会員数は 39 名、卒業生は 428 名になります。2023 年~2027 年の 5 年間の中期ビジョン「より良い出雲へ~あらゆる起点とあれ~」のもと、地域に根差し、地域を想い、地域をより良くしていくことのできる人財を育成することを目指しています。昨年の活動内容としては、わんぱく相撲大会の開催・運営、多文化共創推進事業(IZUMO 多文化めしフェスタ)、
ひとづくり事業(JOIN US~みんながつながるカラフルライフ~)、セミナー(スピーチ)、プログラム(JC ゲーム)等を行いました。2024 年は互譲互助という「お互い」の精神を大切に「明るい豊かな社会」の実現に向けて活動を展開しています。2024 年スローガンは「日々是前進」、基本理念は「委ねられし次代を希望が切り拓く」です。基本方針としては以下になります。
1 三信条の実践躬行、2 地域を創る、出雲エンパワーメントの輪、3 次代を切り拓く青少年の育成、4 美しき組織運営と共感の輪を広げる情報発信、5 シェアドリーダーシップの推進、6 委ねられし次代へ向けた会員拡大。
また、青年会議所は以下の項目を大切だと考えています。1.全力でやる!前向きに! 2.少しだけ背伸びをする! 3.他の価値観に合わせる!

【2024.3.22】第4例会

今週は真冬に戻ったような天気でしたが、土井会員の送別会、福間会員・和田会員のインフォメーションがありました。土井会員はめでたく福井にご栄転となり、とても寂しい気持ちですが、土井会員からは必ず出世して島根に帰り再び出雲南 RC に入会したいと言っていただき嬉しく思いました。また、インフォメーションでは 3 年ぶりに推薦人の方も招いて 16 名に及ぶ賑やかなインフォメーションを開催することができました。福間会員と和田会員のご活躍を期待しています。桜の季節がやってきましたが、来週は斎雲会の花見もあり、良い状態での花見を期待しています。県内の花見スポットとしては、三隅町の大平桜と、同じく三隅町の井川の一本桜をお勧めします。前者は彼岸桜と山桜を交雑させた樹齢 660 年の実に珍しい一本桜で、後者は棚田の中に立つ樹齢 250 年の一本桜で棚田と桜の色のコントラストがとても美しい桜です。皆様もぜひお出かけいただき、春を満喫してみてください。

3 月 10 日開催 IM 報告

<森脇会員>
第1部は、演題「輝く瞳に会いに行こう」副題~北タイ・アカ族子供に水&衛生と識字向上支援と題して、国際ロータリー(タイの北部)RI3360 地区チェンライ RC 元会長の原田義之氏の講演でした。私も、学生時代にタイ、バンコクに 1 人旅をした経験もございまして、 今回の講演、非常に関心を持って聴きました。タイ北部の現状は、私が訪れた 20 数年前と大きく変わらず、今でも、極貧、麻薬、エイズ、 悪質な生活、水、そしてミャンマー紛争による迫害という大きな問題がまだまだ山積みというものです。この北タイにあるチェンライという地域でのボランティア活動についてのお話でした。チェンライは、タイ語の習得や読み書きすらできず、その後の就職も非常に厳しく、その結果貧困になり、そのうえ麻薬や 買春から抜け出せないという負の連鎖が長らく続いているというところです。原田さんは 66 歳の時に資格を取得し、タイ北部の高校でボランティア教師として教鞭を取りながら、識字率向上支援、
さらには衛生支援、水支援、トイレ支援、それらに人生をかけて、80 歳となった今なお、「奉仕の心」を我が人生悔いのなきよう「奉仕を行動で」と決意され、精力的に支援活動を続けておられます。
<柳楽会員>
第 2 部は、「米山記念奨学会への思い」と題したホシザキ電気株式会社代表取締役会長の坂本氏の講演でした。同氏は、米山功労賞、ポールハリスフェローを 33 年連続で最多の記録を更新されております。ご自身はホシザキの株は、全て社会貢献、青少年の健全育成、自然保護のために寄付をするということをすでに遺言状に残されており、また、実際に米山記念奨学会へ 150 億円相当の寄付をし、外国人留学生を支援されました。寄付の文化を日本に根付かせたいとの思いから、上場後に御夫妻所有のホシザキ株全部を使って寄付団体を作り、陰徳として名前を出さないで寄付をするのではなく、積極的に名前を出して寄付をされました。人生とは思い出を作ることなりというお考えのもと、何にでも挑戦し続けているという 60 を過ぎてからの人生の楽しみ方もお話しくださいました。『I Serve に学ぶ「国際奉仕」~輝く瞳のその先にロータリーが繋ぐ未来』と題した IM プログラムでしたが、 自分が今日あり、恵まれた人生を歩ませていただいたことへの感謝の気持ちを持って、 サーブできる体力を養って強く生きると決意した 1 日となりました。
<園山会員>
IMは、開会セレモニー、講演1部、講演2部、閉会セレモニー、そして懇親会というスケジュールでした。今年度のテーマは『I Serve に学ぶ「国際奉仕」~輝く瞳のその先に ロータリーが繋ぐ未来~』。参加クラブの紹介では、なんと出雲南RCの紹介が飛ばされ、会場がざわつきました。最後に紹介され、拍手喝采をあびることができました。閉会セレモニーでは、講演について、石倉ガバナーによる講評があり、“ロータリーに入って30年間でこれほど心が動いた講演なかった”という言葉がありました。セレモニー終了後、バスで懇親会会場に移動しました。懇親会は、江津駅前にあるパレット江津というところで開催されました。パレット江津の懇親会会場は屋外となっており、当日は、最高気温も10度までしかあがらない寒い中でしたが、カイロが配られ、このカイロがあって大変助かりました。

【2024.3.15】第3例会

会長挨拶

今週の 3 月 11 日で東日本大震災13年目を迎えました。これまでの累計で死者15900人、行方不明者2523人に上っています。この未曾有の災害から得た教訓は、普段から自然災害に備える必要性でした。例えば、水、非常食などは消費期限切れのものを定期的に交換しなければならなりません。しかし、最初は意識しているが、年月が過ぎるとどうしても怠りがちになってしまいます。有事に備えて普段からの備えの重要性・必要性を改めて認識しました。さて、先週はオープン例会がありました。オープン例会の目的は3つありました。
1 つ目は新会員を迎え、クラブの活性化を図ること。
2 つ目は、会員増強を一部の委員会と会員に任せきりにせず、クラブ全体で取り組むこと。
3 つ目は、ロータリークラブの活動や取り組みを周知させること。
13人の参加者を迎え、其々名刺交換をしたことはクラブとして会員増強に取り組むという点でとても有意義でした。また、オープン例会という形をとってロータリー活動を知ってもらうことは RI も課題とする公共イメージの向上につながる好機であったと思います。また先週は IM もありました。今回の IM は社会におけるロータリー活動の在り方を考える、素晴らしい IM でした。来週詳しく報告があります。

PETS 報告 ~ 田中 充 副会長(次年度会長)

セッション 1
・2024‐2025RI 会長のテーマ:The Magic Of Rotary
*ドミニカ共和国での浄水器設置事業できれいな水が出たことを“Magic”と言った少年から人生を左右するインスピレーションを得た。
・2690 地区の現状と課題
①奉仕活動ができないクラブがある。( ∵人員不足、資金不足)
②会員の減少(会員一桁というクラブもある)
③年次基金寄付の減少
・クラブ会長の役割(主として)
①地域に必要とされる奉仕活動を行うこと
②公共イメージの向上
③会員の増強
④寄付の確保セッションⅡ「会長エレクトとして今日やるべきこと」
・会長の役割として次のような指導があった。
①奉仕のリーダーとなること。
②例会の質を高めること。
③意義ある方法で奉仕すること。
④インクルーシブなクラブ文化を作る。
⑤会員同士のつながりを築く時間を優先する。
セッションⅢ
・地域に望まれる奉仕活動の事例として東京イマジンジョイナス RC 創立会長からの話があった。

土井会員の送別会の様子

【2024.3.8】第2例会

会長挨拶

今日は、出雲南ロータリークラブのオープン例会にお誘いしたところ、13 名の方にお越しいただきました。心から歓迎いたします。初めての企画であるオープン例会には 3 つの目的があります。1 つ目は新会員を迎えることです。現在、当クラブの会員数は 84 名と県内最大のクラブですが、新しい力を迎えることで、クラブの活性化と楽しいクラブ作りができると考えます。2 つ目は、一部の委員会と会員に任せきりになっていた会員増強を、クラブ全体で取り組むことを目的としています。会員増強は大変難しい課題であり、これを一部の会員や増強委員会メンバーだけに頼るのは問題です。この課題はクラブ全体で取り組むことが重要です。3 つ目は、ロータリークラブの活動や取り組みを知っていただくことを目的とします。私もさまざまな事業の中で一般の方とお会いする機会がありますが、ロータリークラブに対する印象は、屯(たむろ)してお酒を飲んで騒いでいるというものもあります。しかし、我々ロータリークラブは奉仕の精神で様々な活動を行っています。一般の方々をお招きして実際の活動を知っていただきたいです。本日は、参加いただいた皆様と一緒に楽しい時間を過ごし、新しいつながりが生まれることを期待し、皆様にとって有意義な時間になることを心から願っています

オープン例会

【2024.3.1】第1例会

会長挨拶

先日、来年小学校になる孫とランドセルを見に一緒に行きました。
最近のランドセルは我々が子供の時代はおろか、我々の子供の世代と全く異なる様相を呈して、極めて多様性に富んでいます。色々な色があり、男の子は黒、ネイビー、青、緑、こげ茶といったようなランドセルがたくさん並び、さらに、女の子のものは、パステル調の色のがたくさん並んで、人気の順位を聞けば スミレ、ラベンダー、ピンク、ローズスカイブルー、レッド、ライトブラウン、キャメルだとのことでした。何はともあれ、孫がこのランドセルを背負って嬉しそうに笑う姿を見ると、元気に小学校に行ってくれればいいなと、おじいちゃんの立場から孫の成長を嬉しく思いました。先週、 平田ロータリークラブの 50 周年、創立 50 周年の式典、記念講演、祝賀会がありました。「変わりゆ
く海と魚」という演題での記念講演で心に残ったのは、この自然界のバランスを崩しているのはやはり人間だというお話でした。我々ロータリアンとしては非日常的な環境保全事業を日常的なものにしていくことが
大事でありそのように目指すべきだと感じました。とても素晴らしい式典でした。

年男スピーチ① 大舘会員

ネット情報では、辰生まれの性格はお金を無駄に使わない、冒険心がある、 また努力が無駄に終わるなどとありました。また、辰年生まれというのは生活を仕事中心に展開しているのだそうです。単身赴任が丸 12 年になる私もまさにその通りです。さらに辰年は同じ辰年と相性が悪いのだそうです。妻も辰年ですが、単身赴任のおかげで何とかうまくやっております。私も来月で 48 歳になりますので、健康管理にも気を付けていかないといけないと感じております。人間ドックなども受けなけ
ればならないのでしょうが、恐怖心から二の足を踏んでおります。妻を誘って人間ドックデートを試みましたが、暇じゃないから1 人で行けと一蹴されました。人生 100 年時代と言われる中、折り返しを迎えております。これからの 1 年 1 年、また 1 日 1 日を一層大切にしていかないといけないと感じております。今後とも皆様からご指導いただきながら、また色々な刺激をいただいて、ますます活力あふれる生活を送っていきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

年男スピーチ② 山﨑 SAA

世の中景気が悪くなると、1番最初に削られるのが広告宣伝費です。しかし、とある酒屋のポイントカード普及率を調べたデータによると、電柱広告を出している地域と出していない地域では、ポイントカードの普及率が倍以上違います。また、いつも通ってる道でも、何気に視界に入って、脳に刷り込こんでいく、いわば看板は最強の営業マンだと私は考えます。実は看板もなんでもかんでも立てていいわけではありません。各県ごとに屋外広告物条例があります。例えば、10 平米を超える看板を設置されてる場合は出雲市に申請しなければならないなどの様々な規制があります。看板の高さが 4 メートル以上あるものや、4 メートル以上のところに設置されている看板に関しては有資格者の点検が必要であるという条例も存在します。その点検作業には、高所作業車を使ったり、足場を組んだりとかもすることはありますが、費用の点からドローンを利用した点検もしています。皆様に少しでも安心していただけるように弊社では取り組んでおります。これからもお客様目線に立って良い店舗作りの一助になれればと思って業務に取り組んでおります。

【2024.2.16】第3例会

会長挨拶

皆さん、こんにちは。アースサポートの尾崎社長による太陽光パネルの
リサイクル施設が完成したそうです。太陽光パネルは一般的に約 30 年の寿命があり、廃棄後の処理が大きな課題となっていました。脱炭素地域の取り組みとしてこの問題に対処し、リサイクル施設を完成させたことは素晴らしいです。この施設は、年間約 80 万トンの太陽光パネルを処理する能力を持ち、廃棄物問題の解決に貢献すると言われています。
もう一つの話題は、青山学院大学の原監督による箱根駅伝に対する取り
組みです。原監督は、箱根駅伝の勝利を目指すだけでなく、選手たちの人間としての成長と社会への貢献を最終的な目標としています。このような姿勢は、私たちが日々の業務においても心がけるべき、「世の中のため、人々のために尽くす」という価値観を象徴していると考えます。最後に、日本の GDP が世界第 3 位から第 4 位に後退したというニュースに触れ、この国の未来をより良い方向に導くためには、私たち一人ひとりが努力し、原点に立ち返り、共に働くことが重要と考えています。

卓話 ディオッサ出雲 堺 陽二 監督

・ディオッサ出雲女子サッカーチームがなでしこリーグに昇格したことの報告。
・チームは 30 年前に出雲で立ち上げられ、2011 年からなでしこ
リーグ昇格を目指してきた。
・選手たちは諦めず、翌年の再挑戦で昇格を達成。
・監督は「信じること」と「挑戦し続ける勇気」の重要性を強調。
・地元出雲のコミュニティとの絆がチームの支えとなっている。
・チームの目標は、技術的向上と人間としての成長の両方を含む。
・昇格は新たな始まりであり、地域社会への更なる貢献を目指す。

原田ガバナー補佐 活動報告

2 月 8 日に浜田 RC よりオファーがありスピーチに出かけました。昔から浜田RC の茶円会長は親しくしており、懇親会付きでと言うことでお受けしましたが、職業奉仕についてがタイトルでした。中心においたのがいつも読んでいる『ロータリーの目的』の①職業の道徳的水準を高めること②有用な職業はすべてその価値を認めること③各ロータリアンの職業を社会奉仕の一つの機会として品位あらしめることの下りからお話ししました。懇親会は言わずもがな楽しかったです。護衛に付き合っていただいた高橋君、小川君、淋蒔君、そして他クラブから小玉君お世話になりありがとうございました。

【2024.2.9】第2例会

会長挨拶

昨日、還暦お祝いの会を武志屋本店にて盛大に開催しました。会員及び
還暦を迎えられた 6 名の方々を祝いましたが、皆様その年齢を感じさせない活力を見せてくださいました。健康の秘訣について尋ねたところ、「良質の睡眠」が重要であるとの話を聞き、健康への関心と自己ケアの重要性を再認識したところです。長寿を重ねるごとに健康と自己ケアを大切にすることの重要性を感じ、それぞれが経験を積み重ね、充実した人生を送っていることに感銘を受けました。還暦を迎えるごとに、健康を心がけ、新たな目標を設定することが重要だと思います。また、本日はインターアクトクラブの活動報告がございます。出雲北陵高等学校の先生方には、島根県指導者講習会を成功裏に開催し、高校生たちの奉仕活動への熱心な取り組みに敬意を表します。進学や就職を控える出雲北陵高校の生徒たちが、インターアクトクラブでの経験を生かし、将来的にはロータリークラブへの参加も期待しています。このような取り組みが、私たちのコミュニティにとって重要なつながりを深め、健康と奉仕の精神を促進する機会となることを願っています。

卓話 出雲北陵高校インターアクトクラブ活動報告

皆さん、こんにちは。インターアクトクラブ顧問の尾添と申します。本日は、今年度の活動報告をさせていただきます。昨年はコロナ禍の影響で活動が制限されましたが、今年は状況が改善し、活動を再開することができました。特に、11月には指導者講習会を開催し、ロータリーの皆様のご協力に感謝申し上げます。現在、部員は 3 年生 8 名、2 年生 3 名の合計 11 名です。新型コロナウイルスの影響で活動が制限された過去 2、3 年間は、ボランティア活動への参加者が減少しました。しかし、今年は福祉活動や地域社会活動に積極的に参加し、特に老人ホームや保育園への訪問を再開しました。また、外部からの依頼にも応え、様々なイベントでの支援を行いました。

今年度は、創部 50 年を迎え、国際理解と社会奉仕の精神を重んじる活動を行ってきました。福祉活動、地域社会活動、支援活動を中心に、使用済みテレホンカードや古着の回収など、長期的な活動も継続しています。また、赤い羽根共同募金や地震被災地支援イベントへの参加など、短期的な活動も積極的に行ってきました。インターアクト地区大会や島根県大会への参加、災害ボランティア活動の発表など、多岐にわたる経験を通じて、部員たちは社会貢献の精神を学んでいます。今後もボランティア団体との交流を深め、地域社会への貢献を続けていきたいと考えています。ご支援いただいた皆様に心から感謝し、次回の活動報告を楽しみにしています。今後も、出雲南ロータリークラブは、地域社会への貢献を続けていって欲しいと思います。

【2024.2.2】第1例会

会長挨拶

皆さん、こんにちは。先週の寒波から解放され、明日は穏やかな節分を迎えます。節分は、冬から春への季節の変わり目を祝う日本の伝統行事で、毎年 2 月 3 日に豆まきを行い、「鬼は外、福は内」と邪気を払い幸福を呼び込む習慣があります。また、恵方巻を食べる風習もあり、2024 年の恵方は東北東やや東です。皆さんが恵方巻を食べながら願い事を思い浮かべ、それが叶うことを願います。節分後は立春を迎え、新たな春の始まりです。この時期は、新しい希望とともに、積極的な発展を象徴します。今日は創立記念例会でもあり、チャーターメンバーの水谷勲さんを特別にお迎えしています。出雲南ロータリークラブの創立日は 1972 年 2 月 4 日で、出雲ロータリークラブがスポンサーです。今後も新会員を迎え、クラブの発展に向けて皆さんの協力をお願いします。

~ チャーターメンバー~ 水谷 勲 様

皆さん、こんにちは。先ほどは、出雲南ロータリークラブの会員の皆さんから温かい挨拶をいただき、本当にありがとうございました。入会時の私は、スピーチが得意ではなく、今日も長い話になると感じています。しかし、チャーターメンバーとしての責任を感じ、簡潔にでも心からの感謝と思いを伝えたいと思います。出雲南ロータリークラブに関わることができたのは、石橋正吉さん、板倉靖雄さんと共に、多くの方々の支援と推薦のおかげです。クラブの会員数が私たちの時代の 50 名前後から 84 名に増えたことには驚きました。これはクラブの輝かしい発展を示しており、私たちの地域貢献への努力が実を結んでいる証拠だと感じます。私がクラブに参加したきっかけは、原田さんのお父さん、原田庄七さんからのご紹介でした。最初は青年会議所に誘われましたが、すぐに辞め、その後、出雲市長さんと原田さんから新しいクラブへの参加を促されました。当時はロータリークラブの活動について詳しく知りませんでしたが、多くの方々の助言と支援により、積極的に関わるようになりました。クラブ活動を通じて、私は社会奉仕の重要性を深く理解し、最年少メンバーとして様々なプロジェクトに参加しました。これらの経験は私にとって非常に価値があり、クラブとしても地域社会に対する大きな貢献となりました。出雲南ロータリークラブの創立に際しては、出雲ロータリークラブからのサポートもあり、多くの時間と労力がかかりました。その後の成長と発展には多くの会員が寄与してくれました。また、私たちの目標は、出席率を 100%に保ち、他のクラブとの健全な競争を通じて、より大きな地域貢献を
目指すことです。すべてをお話しすることは到底できませんが、本日は出雲南ロータリークラブの歴史と私たちの活動について簡単にご紹介しました。残念ながら時間の関係で詳細は割愛します。皆様のご支援とご鼓励に心から感謝いたします。今後も、出雲南ロータリークラブは、地域社会への貢献を続けていって欲しいと思います。本日は誠にありがとうございました。

新入会員

▶和田 正志(株式会社シーエスエー 代表取締役社長)
~推薦者:槇野安浩会員、吾郷会員、水谷会員、福田会員、曽田会員
▶挨拶:娘が吹奏楽をしており多くの方にお世話になりました。出雲南ロータリーに入会し、地域貢献や、いろいろな方との出会いを大切にしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

【2024.1.26】第3例会

会長挨拶

先週の新春家族会は80 名を超えるたくさんの方にご参加をいただきました。数年ぶりに国際交流員の方にも出席していただき、国際色豊かな親睦会ができたと思っております。余興では6組の方にご出演いただきました。チェロ、ものまね、社交ダンス、そして最後は山根会員にとってもユニークな余興をしていただきました。新春にふさわしい、和やかな雰囲気のスタートになったと思っております。最近は次期アメリカ大統領選に注目しています。いよいよ予備選挙が始まり、共和党の候補者選びは前大統領のトランプさんが圧倒的支持率で予備選を制してきています。このまま共和党の候補になるであろうトランプ前大統領と、民主党のバイデン現大統領の一騎打ちという構造になるのではないかと思っておりますが、政策的に反対のお 2 人です。どちらがこれからの世界をリードしていくリーダーになるかということで、世界の構図が変わってくるんじゃないかと思っております。アメリカ大統領は一国の大統領のみならず、世界のバランスをどう取っていくかという意味で大きなウェイトを持つ方です。今年は早々から色々なことがあり、日本もどういう流れになっていくかというのは、リーダーによって変わってくると思います。友好国の日本も取り残されることなく世界と一緒に流れていければいいと思っております。

「ロータリーの魅力と職業奉仕」~ 出雲中央ロータリークラブ 朝山 裕 様

ずいぶん昔ですが、私は、職業奉仕委員長として岡山で開催された研修会に参加した事があります。最初に一人の研修リーダーの方より簡単なレクチャーがありました。職業奉仕とは、自分が従事している仕事を大切にし、これを潰さないことであると。私はこの言葉を聞いて、大変に驚き、納得できないと感じました。何故なら、自分の仕事を大切にし、潰さないようにして商売に励む事は、誰もが行っている当たり前のことであります。この事をもってこれがイ
コール職業奉仕であるとは、とても言えないのではないか?きっと何か別の必須条件が隠されているに違いないと、私は考えた訳であります。本日の卓話は、“これこそが職業奉仕である”ということについて、私の考えを述べてみたいと思います。我々が従事している職業の目的は、利益を追求することにあります。ですから、職業奉仕とは、利益を追求してゆく、その流れの中で私達が行わなければならない奉仕活動であると云う事になります。そこで私は職業奉仕と
は職業倫理を守ることであると、まずは、そのように解釈致しました。利益追求のためであったら、何をやっても構わない、何をやっても許されると云ったような身勝手なものではないはずです。そこには当然、暗黙のルールが、つまり商道徳(職業倫理)が必要になってまいります。この商道徳を説明するための代表的なモデルとし
て世に有名なものに、近江商人が提唱した三方よしの商法があります。自分にも、他人にも、そして社会にも貢献出来るように熟慮した上で、企業戦略を立て、これを実行に移す。これが三方よしの骨格であります。“自分だけの利益を追求するのは、初歩の考え方であります。それを一歩進ませて、自分と他人と社会の相互の利益をひとつのセットとして考えなさい。利益を三身一体のものとして捕える新しい見方、考え方を身に付けなさい”。と、このように諭しているものであります。つまり三方よしの条件を満たした仕事であれば、それは立派な職業奉仕であると私は考えました。三方よしも、4 つのテストも、その根底に流れているのは人間愛であります。私にとっての職業奉仕とは、いついかなる時でも三方よしや 4 つのテストを忘れないこと。この一言に尽きます。これが私の個人的な解答であります。この世の中には、奉仕と親睦を旨とする団体は、それこそ星の数だけ存在しています。しかし、職業奉仕を(奉仕の理想を)会の根幹に据えている団体は、私の知る限りではロータリーの他にはありません。奉仕する人、される人が、お互いに支えあい、そして与え合っていくのが、奉仕の理想形であります。ロータリーを紐解いてゆけば、その中心には必ず人がいます。組織や主義などを超越しており、そこにはただ、人間愛が観てとれます。ロータリーの目指すところはあくまでも人づくりであって、ロータリーの使命は、リーダーの育成にあります。ロータリーが与えてくれる課題に、正面から向き合って、頑張ってさえいてくれれば、その内にはきっと、皆様方の人間力が向上してまいります。人前で話す事が苦でなくなり、物の見え方、考え方も変化し、見える景色も今までとは違って見えてくるはずです。私にとって、ロータリーの魅力、ロータリーの醍醐味は、正にここにあります。ロータリーは親睦の場でもありますが、一方、ロータリーは学びの場でもあります。私の場合は、こういったロータリーの魅力に気付くのに何十年も掛かってしまいましたが、皆様方は如何でしょうか?