【2024.3.22】第4例会

今週は真冬に戻ったような天気でしたが、土井会員の送別会、福間会員・和田会員のインフォメーションがありました。土井会員はめでたく福井にご栄転となり、とても寂しい気持ちですが、土井会員からは必ず出世して島根に帰り再び出雲南 RC に入会したいと言っていただき嬉しく思いました。また、インフォメーションでは 3 年ぶりに推薦人の方も招いて 16 名に及ぶ賑やかなインフォメーションを開催することができました。福間会員と和田会員のご活躍を期待しています。桜の季節がやってきましたが、来週は斎雲会の花見もあり、良い状態での花見を期待しています。県内の花見スポットとしては、三隅町の大平桜と、同じく三隅町の井川の一本桜をお勧めします。前者は彼岸桜と山桜を交雑させた樹齢 660 年の実に珍しい一本桜で、後者は棚田の中に立つ樹齢 250 年の一本桜で棚田と桜の色のコントラストがとても美しい桜です。皆様もぜひお出かけいただき、春を満喫してみてください。

3 月 10 日開催 IM 報告

<森脇会員>
第1部は、演題「輝く瞳に会いに行こう」副題~北タイ・アカ族子供に水&衛生と識字向上支援と題して、国際ロータリー(タイの北部)RI3360 地区チェンライ RC 元会長の原田義之氏の講演でした。私も、学生時代にタイ、バンコクに 1 人旅をした経験もございまして、 今回の講演、非常に関心を持って聴きました。タイ北部の現状は、私が訪れた 20 数年前と大きく変わらず、今でも、極貧、麻薬、エイズ、 悪質な生活、水、そしてミャンマー紛争による迫害という大きな問題がまだまだ山積みというものです。この北タイにあるチェンライという地域でのボランティア活動についてのお話でした。チェンライは、タイ語の習得や読み書きすらできず、その後の就職も非常に厳しく、その結果貧困になり、そのうえ麻薬や 買春から抜け出せないという負の連鎖が長らく続いているというところです。原田さんは 66 歳の時に資格を取得し、タイ北部の高校でボランティア教師として教鞭を取りながら、識字率向上支援、
さらには衛生支援、水支援、トイレ支援、それらに人生をかけて、80 歳となった今なお、「奉仕の心」を我が人生悔いのなきよう「奉仕を行動で」と決意され、精力的に支援活動を続けておられます。
<柳楽会員>
第 2 部は、「米山記念奨学会への思い」と題したホシザキ電気株式会社代表取締役会長の坂本氏の講演でした。同氏は、米山功労賞、ポールハリスフェローを 33 年連続で最多の記録を更新されております。ご自身はホシザキの株は、全て社会貢献、青少年の健全育成、自然保護のために寄付をするということをすでに遺言状に残されており、また、実際に米山記念奨学会へ 150 億円相当の寄付をし、外国人留学生を支援されました。寄付の文化を日本に根付かせたいとの思いから、上場後に御夫妻所有のホシザキ株全部を使って寄付団体を作り、陰徳として名前を出さないで寄付をするのではなく、積極的に名前を出して寄付をされました。人生とは思い出を作ることなりというお考えのもと、何にでも挑戦し続けているという 60 を過ぎてからの人生の楽しみ方もお話しくださいました。『I Serve に学ぶ「国際奉仕」~輝く瞳のその先にロータリーが繋ぐ未来』と題した IM プログラムでしたが、 自分が今日あり、恵まれた人生を歩ませていただいたことへの感謝の気持ちを持って、 サーブできる体力を養って強く生きると決意した 1 日となりました。
<園山会員>
IMは、開会セレモニー、講演1部、講演2部、閉会セレモニー、そして懇親会というスケジュールでした。今年度のテーマは『I Serve に学ぶ「国際奉仕」~輝く瞳のその先に ロータリーが繋ぐ未来~』。参加クラブの紹介では、なんと出雲南RCの紹介が飛ばされ、会場がざわつきました。最後に紹介され、拍手喝采をあびることができました。閉会セレモニーでは、講演について、石倉ガバナーによる講評があり、“ロータリーに入って30年間でこれほど心が動いた講演なかった”という言葉がありました。セレモニー終了後、バスで懇親会会場に移動しました。懇親会は、江津駅前にあるパレット江津というところで開催されました。パレット江津の懇親会会場は屋外となっており、当日は、最高気温も10度までしかあがらない寒い中でしたが、カイロが配られ、このカイロがあって大変助かりました。