【2025.1.24】第3例会

田中会長挨拶

皆さん、こんにちは。本日は出雲消防本部での職場訪問例会に参加でき、大変感謝しております。
昨年の「食料農業農村基本計画」改定に関連し、食料安全保障や環境負荷の少ない農業、生産効率の
向上が柱として挙げられています。特に円安や温暖化の影響で食料価格が高騰する中、輸入依存から
脱却し、国内生産を増強する方針が示されています。また、畜産の飼料効率や備蓄を考慮しながら
輸出の拡大を目指すことが計画に含まれています。一方、高齢化が進む中山間地域では、食料品が
行き渡る環境整備が必要です。我々も農業を取り巻く現状を理解し、新たな方向性に対応していく
ことが求められています。以上で会長挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

矢野消防長より

出雲市消防本部の概要

職員数は条例定数235名、現在実働220名(男性216名、女性4名)。
組織の見直しや増員計画を進行中で、令和8年には新たな救急隊を立ち上げ予定。
消防署は5署体制で、車両は消防車14台、救急車14台などを保有。

PR活動と人材確保

出雲消防本部の手作りPR動画が全国の「ふるさと動画大賞」で受賞。
人材確保のためにUターン・Iターン採用試験を実施。

災害対応

昨年7月、豪雨災害で一部地域が孤立。ドクターヘリや車両の常駐などで対応。
地域住民の自助力の高さに感銘を受けた。

災害状況と課題

昨年の火災発生件数は54件で、住宅火災が原因の死亡者が6名。
住宅用火災警報器の普及と点検が課題。
昨年の救急搬送は7,764件で、その7割が高齢者の搬送。

人材育成方針

「市民ファースト」を基本理念とし、迅速な対応と関係機関との協力を重視。
階級ごとに役割を明確化し、若い職員の能力開発を推進。

今後の目標

働きやすい職場環境の整備や災害リスクの低減を目指す。
地域の安全・安心を守るため、市民と協力しながら組織全体で取り組む姿勢を表明。

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