会長挨拶
本日は2回目の例会で、会場を変えての開催となります。雰囲気が変わり新鮮な気持ちになりますが、まだ緊張しています。4月9日の豪雨は出雲市内で観測史上最大の降水量となり、日御碕では235世帯が孤立し、宿泊客は船舶で避難しました。被災された方々にお見舞い申し上げます。私の会社でも田んぼが増水し、建物内に浸水しましたが、多くの方の支援で事務所は復旧しました。工場倉庫内の動力関係のチェックはまだ続いており、この機会に事業継続計画を見直し、皆様の協力を得て進めていきたいと考えています。
今年は例年に比べて梅雨入りが遅く、6月22日頃で過去3番目の遅さでした。このため梅雨が短期集中型になり、豪雨が発生しやすくなりました。今年は日本海側での集中豪雨が予測されていましたが、これほどの被害になるとは予想していませんでした。また、梅雨前に猛暑日を記録し、40度を超える気温が観測されました。これも気候変動の一環と感じています。
気候変動の主な原因は温暖化ガスであり、特に炭酸ガスの濃度が増加しています。現在の濃度は約420ppmで、10年前は390ppm、バブル期は350ppmでした。化石燃料の使用が主な原因ですが、植物の活動も影響します。特に、アマゾンの森林を焼却して畑にすることが循環を途絶えさせ、高温を進行させています。これにより大豆が生産され、中国に輸出されたり、バイオエタノールとして使用されています。これを地球の悲鳴と捉え、バランスを考える機会としたいと思います。
本日の卓話は、委員会の活動発表と方針発表です。各委員会の活発な活動をお願いし、本日の会長挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。